稲穂の波が美しかった。
風の流れに任せて、流れている。
あまりにも稲の流れ方がきれいだったので、何枚も写真に収めた。
その帰り道、稲刈りをしているところに出会った。
珍しく手刈りである。
写真を撮らせてもらうべく、話をしていると、
ここ数日前、豪雨が降ったそうである。
そのために、稲が倒れてしまったので、機械が使えず、手で刈っているという。
豪雨が降らなかったら、稲が流れた写真撮れなかったし、
手刈りにも出会わなかったであろう。
人の不幸で写真を撮ってしまった。
案の定、写りはよくなかった。
というより、腕が悪い、という話は、どっかに飛んでけぇ(笑)